2012年1月二人展篠原希

うつわや季器楽座創業15周年特別企画
土に魂を宿す二人展 酒井敦志之×篠原希
2012年1/2(月)~1/22(日)

日本六古窯のひとつ信楽の地でその陶土に出逢い、彼はこの土地で作陶することを決めたと言う。自作の穴窯を築き、この地の伝統に挑むように窯を焚く。こだわり続ける貴重な信楽の原土は、焼成の技術で複雑に窯変し、焚く窯ごとに新しい一面を見せてくれる。時折現れる理想のカタチと色。追い続ける彼自身が見失わない限り、理想は高くなるばかりなのか?幾度となく火が入れられ、繰り返された格闘の跡を残した窯は、自分に正直に生きる彼の姿に良くした、柔らかさと力強さの両方を持ち合わせ佇んでいる。

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篠原希Shinohara-Nozomu

1972年 大阪生まれ
1991年 信楽古谷信夫氏に師事
1998年 信楽窯業技術試験場釉薬科修了
1999年 信楽町黄瀬にて独立作陶
2004年 新たに穴窯を築く
2007年 経済産業大臣指定伝統工芸品信楽焼伝統工芸士認定
2009年 うつわや季器楽座個展

 

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